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トリエンナーレ美術館の企画 [creative memo]

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ミラノの街のいたるところで、サローネと同時にさまざまなイベント・展示が開催される。
今年はその中でも、トリエンナーレ美術館で行われていたTokyo Fiberが話題になっていた。最初はスパイラルで行われたイベントが世界のいろいろなところで新プロジェクトを行っている。

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今回もすごい素材がたくさん。
Nendoがデザインした、ライト。旭化成とのコラボレーション。形状をガラス吹きのようにしてデザインできる。
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透けるコンクリート。「CON/FIBER」は隈研吾とMitsubishi Rayonのコラボレーション。
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光ファイバーでできたベンチ。Gwenael NicolasとMitsubishi Rayonのコラボレーション。


素材力すごいです。
Studio roosegaardeのDannと話してたとき、彼がリサーチの80%以上は素材研究と言ってたように、これからますます、素材力というのが重要になりそう。これらを用いたインタフェース、インタラクションは、メディアを扱うアーティストよりもデザイナーによって面白いものが出てくると思う。

同じくトリエンナーレ美術館の中の展示空間では、CANONのショーNEOREALが開催されていた。
平田晃久氏とmonoscape松尾さんのコラボレーション。
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このように、メディアアーティストを起用する風景をたくさんみた。

こちらは、キャノンデザインによるラインだけのインタラクティブインスタレーション。シンプルでよかった。

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