Wacom Connected Ink 2020 [talk / workshop]
Connected Ink 2020にトークで参加します!
以下Wacom Connected Ink 2020ホームページより
Where is My Soul?
~Ars Electronica Futurelabとワコムが互いに問いかけるFuture Inkとは~
ワコムはこれまで、クリエイターにとって常に最高の道具を提供することを目指してきました。しかしそれは同時に、ワコムに絶えることのない問いを生みました。クリエイターはワコムのペンタブレットでその魂(言霊)をあますことなく表現できるのだろうか?
オーストリアのリンツに拠点を置き、40年以上にわたってアートとテクノロジーの融合によりコミュニティに新たな視点を提示してきたArs Electronicaとの出会いで、われわれはこの疑問に新しい角度で取り組むことを決めました。
クリエイティブな表現の未来をあらゆる角度からリサーチするFuture Inkプロジェクトでは、5つのコンセプトSpace Ink、AI Ink、 Bio Ink、Mind Ink、Body Inkを設定し、初年度の取り組みではまず互いの技術を応用したSpace Inkの可能性を探りました。それはワコムのペンタブレットとArs Electronica Futurelabのドローン技術を組み合わせ、2Dから3Dへキャンバスを拡張するという試みでしたが、単なる技術の組み合わせにとどまりません。ゴールは、創造の瞬間の多次元性を捉え、相互作用し、制御し、それをマシンと人間の間の絶え間ない協力と相互インスピレーションの象徴として壁に投影すること。ペンタブレットを操作するアーティストと、光の軌跡で描画するドローン、どちらも互いのインプットデータを自らの言語で理解し、表現します。それは、Ars Electronica Futurelabとワコムの関係性そのもので、われわれは共通の答えを求めるのではなく、互いに問いかけ続けます。
このセッションでは9月にリンツで行われたArs Electronica Festivalでのデモの実演までの軌跡をたどったムービーをご紹介します。さらに、Where is My Soul?のテーマのもとArs Electronica Futurelabとワコムが模索し続けるFuture Inkについて、お互いに問いを立てながら議論を深めます。議論の様子をその場でイラスト化し、また即興で奏でる音楽も加え、新しいクリエイティブ・シンキングの時間を作り上げます。
出演:
小川秀明(Ars Electronica Futurelab )
井出信孝(ワコムCEO)